フランスの定番のおやつとは言い難いですが、温かい紅茶が更に恋しくなる秋に入るなり、フランス人もイングリッシュ・テイー・タイムを楽しみたいです。当然ながら、英国の雰囲気を再現するにはスコーンとマッフィンも必要不可欠です!

レシピが割とありますが、本日は子供と一緒に作れる非常に簡単なスコーンのレシピを伝授させて頂きます。

 

材料

小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・250ℊ

ベーキングパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・10ℊ

グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20ℊ

バニラシュガー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10ℊ

塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一つまみ

バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50ℊ

牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/41/2

 

 

作り方

下準備

バターを室温で戻す。

作業台に小麦粉を

1・ボウルに小麦粉・ベーキングパウダー・砂糖・バニラシュガーと塩を入れ、よく混ぜる。

2・①にバターも入れ、少しずつ牛乳を加えながら、手で混ぜる。

3・小麦粉が塗された作業台に②を移り、手早く練る。生地を伸ばす(厚さ・2㎝くらい)

456センチのグラスかセルクルで押し抜いて、

5・オーブンの天板に乗せ、予熱せずに220℃15分くらい焼く。

6・お茶を入れる間に室温で冷まし、サワークリームとジャムを添えてまだ暖かいまま食べる。

 

サワークリームがなければ、生クリームを使っても可。地域によって、バターも考えられます。酸味のあるベリージャムかオレンジのマーマレードを乗せるのが普通です。

フランス人なら食べ慣れてないサワークリームより生クリームかバターを選ぶでしょう。

ブルーベリーなどがあれば、生地に一握りを加えられます。

バニラよりシナモンがお好きな方には、バニラシュガーではなくシナモンシュガーまたはシナモンかパンデピス・スパイス・ミックスを使用できます。バニラシュガーを使えなければ、グラニュー糖を30ℊにしましょう。

 

 

Previous articleバック・オン・ライン!
Next article「愛は死よりも冷酷」原 智広氏によるロートレアモン論
東南仏生まれ。写真好きな母とミステリーマニアの祖父母によって風変わりな教育を受ける。旅好きな祖父母の遺伝子を濃く継いで、歩ける前にボートに乗っていたことを誇りに思い、「水」に関するすべてに興味を示し、ボートをこよなく愛す。 画家・フランソワ・シャンポリオン("エジプト学の父"と呼ばれたジャンフランソワ・シャンポリオンの子孫)の弟子で、そのアトリエにあった本を捲ったある日、雪舟の水墨画に心を奪われ、日本を描く夢を抱くようになり、絵を描きながらもパリのフランス国立東洋言語文化研究所(Institut National des Langues et Civilisations Orientales-INALCO)を卒業して以来、画家、講演者、翻訳家、通訳者として活躍しており、フランスと日本両国間の架け橋になろうと頑張っている。 祖母の影響で無二の料理好きに育ち、レシピ集を書くように勧められても躊躇っていたが、3・11後に祖母から頂いた"作る"と"食べる"というシンプルな幸せと安心を分かち合いたく、料理研究家として活動し始める。「みんなが笑顔になるフランスの定番おやつ Goûter」(自由国民社)、「マリエレーヌのアイスクリームとシャーベット」(文化出版局)の著者。故郷であるコートダジュールを深く愛し、「コートダジュール大使」になったことを心より光栄に思う。

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here