パンデピスは昔からフランスの定番おやつの一つとして知られており、蜂蜜とジンジャーが入っているので寒い時期に更においしく頂けます。

本日は作りやすくて、お好みに合わせていくらでもカスタマイズできるレシピを伝授します。

 

簡単パン・デピス pain d’épices facile

 

材料

6人分)

 

小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200ℊ

ベーキングパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1

卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100ℊ

牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100

蜂蜜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・220ℊ

粗糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60ℊ

シナモンパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1

ジンジャーパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1

ナツメグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ℊ

グローブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ℊ

 

オプション

オレンジピール、レモンピール、オレンジの砂糖漬け

スイートオレンジのオーガニックエッセンシャルオイル

干し葡萄 ナッツ等

 

飾り用に パールシュガー

*ポンドケーキ型

 

作り方

 

下準備

型の準備をする。

オーブンを180℃で予熱する

無塩バターを雑に切り、オーガニックまたは農薬ナシのオレンジがあればオレンジ一個分のゼストを取り除く。

カップに干し葡萄(大匙12)を入れ、お湯を注いで15分膨らませる。

 

1・鍋で牛乳を温め、沸騰させずに蜂蜜・粗糖・塩・バターを加え、溶けるまでゆっくり混ぜる。

2・ボウルに小麦粉を入れ、ベーキングパウダーを加え混ぜてから、①を加え、よく混ぜる。

3・シナモンパウダー・ジンジャーパウダー・ナツメグ・グローブ・オレンジのゼスト(+オレンジピールの砂糖漬けまたはスイートオレンジのエッセンシャルオイル或は干し葡萄かナッツなど)と卵を加え混ぜる。

4・ポンド型に流し入れ、(パールシュガーやオレンジピールを塗してから)40分くらいオーブンで焼く。

 

冷めてから型からはずして、食べます。蜂蜜が入っており、案外日持ちしますが日本は湿気が多いのでやはり蓋つきの保存容器に入れましょう。そのまま食べられますが、トースターで温めてみて下さい。バターとオレンジマーマレードでも塗ってみるとお紅茶とよく合うおやつになりますが、フランス人のようにフォワグラに添えたりすることもできますし、アぺリティフにもお勧めです!

 

 

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東南仏生まれ。写真好きな母とミステリーマニアの祖父母によって風変わりな教育を受ける。旅好きな祖父母の遺伝子を濃く継いで、歩ける前にボートに乗っていたことを誇りに思い、「水」に関するすべてに興味を示し、ボートをこよなく愛す。 画家・フランソワ・シャンポリオン("エジプト学の父"と呼ばれたジャンフランソワ・シャンポリオンの子孫)の弟子で、そのアトリエにあった本を捲ったある日、雪舟の水墨画に心を奪われ、日本を描く夢を抱くようになり、絵を描きながらもパリのフランス国立東洋言語文化研究所(Institut National des Langues et Civilisations Orientales-INALCO)を卒業して以来、画家、講演者、翻訳家、通訳者として活躍しており、フランスと日本両国間の架け橋になろうと頑張っている。 祖母の影響で無二の料理好きに育ち、レシピ集を書くように勧められても躊躇っていたが、3・11後に祖母から頂いた"作る"と"食べる"というシンプルな幸せと安心を分かち合いたく、料理研究家として活動し始める。「みんなが笑顔になるフランスの定番おやつ Goûter」(自由国民社)、「マリエレーヌのアイスクリームとシャーベット」(文化出版局)の著者。故郷であるコートダジュールを深く愛し、「コートダジュール大使」になったことを心より光栄に思う。

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