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新元号、新時代の始まり
本日、新しい時代が始まりました。
先月、2019年4月1日(月)のお昼頃に菅官房長官が記者会見を行い、新元号が「令和」で決まったことを報告しました。
「れいわ」と読み、令和の英字表記はRで始まる「Reiwa」となります。今後、在外公館や在京の大使館を通じて新しい元号に込められた意味などを伝えていくことになります。
新元号「令和」の出典は万葉集です。中国ではなく日本の歌集から採用されたのは確認される限り、初めてです。
「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。」(梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。)
政府が示したほか5つの原案は「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」と報道されていおり、フランスで生まれ育ったフランス人の私ですが、「英弘」がかなり気に入っていました!が、フランスと日本両国両文化を経営している者として「令和」に込められた「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味に感動せずにいられません。
フランスでは「王がお亡くなりになりました。新王、万歳!」という言い回しがありますが、「令和」は葬儀で始まらない、つまり慟哭に染められずに始まる時代なだけに、縁起がいいかと。
何より、天皇陛下と雅子様にいい意味で驚かされることになると思わずにいられないのは私だけではない筈です。
Nous voilà entrés dans l'ère de Reiwa , un choix d'appellation stratégique et historique car extrait du Manyôshû (recueil de poésie) , texte japonais...
La France en pleine tourmente
Premier vrai billet d'humeur depuis la résurrection du Pont de Soie .... Et ce n'est pas un billet de belle humeur.
Le monde sait aujourd'hui...
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Soupe de châtaignes 栗のスープ
冬と言えば栗!
日本だけでなく、東南フランスやコルシカでも昔から料理でもパテイスリーでも栗が使われており、ニース人やコルシカ人にとって栗ほど馴染みのある味があまりありません。
今冬は栗レシピを思いっきりアップする予定ですが、ニース人なので本日は先ず、ニースの伝統の栗のスープのレシピを伝授させて頂きます!
材料
(4人分)
栗(皮無し)・・・・・・・・・・・・・600ℊ
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・500㎖
水またはブイヨン・・・・・・・・・・・500㎖
ポロネギ(白い部分のみ)・・・・・・・1本
セロリ・・・・・・・・・・・・・・・・少々
塩胡椒
*オプション ヴァーミセリ(*パスタの種類)・・・二握り
作り方
下準備
栗の準備をする。外皮を剥いてから、4時間水に浸し、2枚目の皮を剥きます。
1・鍋に水(ブイヨン)・栗・ポロネギ・セロリ・塩(少々)を入れ、沸騰させてから中火で30分煮る
2・ミキサー(フードプロセッサー)にかける
3・⓶に牛乳を加え、塩胡椒で味を調え、さらに30分煮る (お好みでヴァーミセリを加えても可)
栗を何個か焼いて、細かく切り仕上げにスープにまぶしたり、グリッシーニに生ハムを巻いて添えてみましょう。
今時栗のスープにパスタを加えて食べる人が少ないですが、50年くらい前まではまだ普通な食べ方でした。
㊟ 栗の準備は時間がかかりますので、忙しい時は缶詰または冷凍品(生栗でも茹で栗でもOK)を使ってみましょう!
知ってた?
始めにニース辺りの田舎と山で採れる野菜と狩れるジビエあり!と言ってもいいくらい、ニースの伝統料理で使われているのはシンプルな材料のみで、スパ・デ・カスターニャ(ニース語で「栗のスープ」)はそのいい例だったりします。基本レシピは以下の通り
栗・・・・・・1,5キロ
牛乳・・・・2ℓ
塩胡椒
準備した栗を鍋に入れ、牛乳を張って、1時間煮る。フォークでエクラゼして(フードプロセッサーにかけて)から塩胡椒で味を調えて、濃すぎれば、牛乳を加えるだけで作ります。
塩胡椒の代わりに砂糖を使えば、あら不思議!デザートにお勧めの甘くて濃いスープができます!現代レシピでは生クリームとヴァニラシュガーも加え混ぜることが多いです。
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FASHION AND TRENDS
大森由紀子、特別講座!
料理界ではフランスのイメージを利用したり、レシピを自分なりにアレンジするプロが多いですが、心より尊敬できる方がそんなにいません。
大森由紀子先生は日本で既にフランス菓子に興味のある方の憧れの的ですが、フランス人である私から見ても、彼女こそ心より尊敬できる、フランスと日本の理想の架け橋で、見本にしたい人間です。
フランス語やフランスに関する知識を常に深めながら、シャンソンまで歌い、常にフランスの心に触れようとする大森先生は何と!8月にアテネフランセでフランス語の特別講座をすることになりました。テーマはもちろんお菓子です!
フランス語のレベルは問いませんけれど、受講レベルは入門I1です。受講料(7月11日まで)3400円 (7月12日以降)3600円になります。
ユチューブでも先生に会えます!
大森由紀子ユーチューブチャンネル
大森先生の本を読んでみましょう!
「わたしのフランス地方菓子」(柴田書店)
「フランス地方のおそうざい」(柴田書店)
「パリスイーツ」(料理王国社)「物語のあるお菓子」(NHK出版)
「ママンの味、マミーのおやつ」(文藝春秋)など著書20冊以上。
私のおススメは物語のあるフランス菓子―おいしいレシピとエピソード です。
美しき5月
あと少しで6月ですが、まだまだ5月です。
5月。フランス人曰く"美しき五月"は初夏というにはまだ早く、もう春でもなくなっている、幸せを呼ぶ花・スズランで始まり、そう遠くない過去まで聖母マリアを盛大に祝った、バラ香る時期です。
協力して下さり、支えて下さる方々には大変失礼ながら、当サイトは長いこと眠りましたが、ようやく復活します。
サーバーの問題がなければカンヌ映画祭に関する記事をアップする予定でしたが、ロペス・シェフから見たもう一つのカンヌ映画祭をテーマにした詩的な写真を展示させて頂きますので、乞うご期待!
よろしくお願い致します。
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