Salada nissarda , pan bagnat

Qui dit Côte d'Azur pense forcément aux délices nissards célèbres de par le monde, la salade niçoise et le pan bagnat. Spécialités simples et anciennes...

ノエルの準備開始!

12月。 もう既に待降節(又は「アドベント」フランス語では「アヴァン」、つまりクリスマス前の4週間)で、精神的にも具体的にもクリスマスの準備をする時期ですが、ご存じの通り今年は殆んどのフランス人はそれどころではなく、国の将来、子供の将来を心配しています。 ただ、クリスマススピリッツを忘れないように、クリスマスまでクリスマスの準備をテーマにした記事や冬レシピをアップさせて頂きます。 フランスの生まれ育ちの私にとって、クリスマスを祝うのは当たり前ですが、皆様にとって、クリスマスって何ですか?クリスマスというイベントに「意味」がありますでしょうか?非常に興味深く思いますので、是非!教えて下さいませ。 話題が変わりますが、毎年12月に入ると必ずマロンレシピを思いっきりアップする癖があることに気が付きました。明日アップします待降節のレシピ#1も、、、マロンレシピになります。ハイ。どうか笑ってやって下さい。    

Joyeux Noël!メリークリスマス!

クリスマスはもはや世界共通の年行事で、特に意味がなくてもキリスト教と無縁でも、プレゼントを交換することで愛情を表し、「心温まる」イベントと認識されるので、地域によって子供にプレゼントを買う日、またはもう一つのバレンタインデーになりました。 言葉を変えれば、ある程度夢を見る日で、人間を信じたい日でもあるのがすごく興味深く思います。結局人間には空気と同じように生きるには「理想」が必要です。皆様の理想と夢は何ですか?是非聞かせて下さいませ。 今日は珍しくフランス語で続きを書かせて頂きます。フランスがあまりに苦しみましたので、価値観を改めた人もいれば、ただすべてが終わるのをじっと待つ人もいます。そういう時こそクリスマスが生き地獄にも救いにもなるのではと思うのは私だけでしょうか?少なくとも、まだフランス人の心に響き、何があろうとクリスマスが近ければ特別な意味がり、印象に深く刻んだりします。 ではここからはフランス語で Voici venu le réveillon. Après les semaines intenses que la France vient de passer , Noël est devenu une première halte pour faire le point...

南仏の香りがする、レモンとバジルのシャーベット

5月が終わろうとしており、地域によって既に毎日でもアイスが食べたい季節に入りました。 ので、本日のレシピは、リモンチェッロを少し入れるだけでアぺリテイフ代わりにできる、フレッシュ感が特徴のシャーベットです。     材料 (750㎖分くらい)   レモン汁・・・・・・・・・・・・・・・125㎖ フレッシュバジル・・・・・・・・・・・葉っぱのみ、5~7枚 グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・80ℊ 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・125㎖ 卵白・・・・・・・・・・・・・・・・・卵一個分   オプション リモンチェッロ・・・・・・・・・・・大匙1~2   *ハンドミキサー、アイスクリームメーカー、保存容器   オーガニック材料を使うべきか? なるべくオーガニックまたは「農薬なし」の材料を使うのお勧めします。 体によい上に、檸檬をよく洗えば、皮まで使え、更に香ばしいミックス(アイスやシャーベットのアパレイユ)、つまり更においしいシャーベットを満喫できます!     作り方   1・シロップを作る。 鍋に水と砂糖を入れ、沸騰したら数分煮詰める。 火から下し、よく冷やす。   2・レモンとバジルの準備をする。バジルの葉をお好みで3~5枚細かく刻む。 3・シロップにバジルとレモン汁(*オプション+皮+リモンチェッロ)を加え、アイスクリームメーカーに流し入れ、スイッチを入れる。 4・ボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで泡立てて、メレンゲを作る。 5・③が固まり始めたら、注ぎ口からメレンゲをゆっくり加え、25分くらいで出来上がる。 6・保存容器に移し、冷凍庫に入れる。   ㊟ シャーベットは火を通さないので、必ず新鮮な卵を使いましょう!!! 勿論数日間冷凍庫で保存できますが、卵が入っているアイスクリームとシャーベットはなるべく早く食べましょう。        

簡単パン・デピス pain d’épices facile

パンデピスは昔からフランスの定番おやつの一つとして知られており、蜂蜜とジンジャーが入っているので寒い時期に更においしく頂けます。 本日は作りやすくて、お好みに合わせていくらでもカスタマイズできるレシピを伝授します。   簡単パン・デピス pain d'épices facile   材料 (6人分)   小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200ℊ ベーキングパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1 卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個 無塩バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100ℊ 牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100㎖ 蜂蜜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・220ℊ 粗糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60ℊ シナモンパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1 ジンジャーパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙1 ナツメグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ℊ グローブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ℊ   オプション オレンジピール、レモンピール、オレンジの砂糖漬け スイートオレンジのオーガニックエッセンシャルオイル 干し葡萄 ナッツ等   飾り用に パールシュガー *ポンドケーキ型   作り方   下準備 型の準備をする。 オーブンを180℃で予熱する 無塩バターを雑に切り、オーガニックまたは農薬ナシのオレンジがあればオレンジ一個分のゼストを取り除く。 カップに干し葡萄(大匙1~2)を入れ、お湯を注いで15分膨らませる。   1・鍋で牛乳を温め、沸騰させずに蜂蜜・粗糖・塩・バターを加え、溶けるまでゆっくり混ぜる。 2・ボウルに小麦粉を入れ、ベーキングパウダーを加え混ぜてから、①を加え、よく混ぜる。 3・シナモンパウダー・ジンジャーパウダー・ナツメグ・グローブ・オレンジのゼスト(+オレンジピールの砂糖漬けまたはスイートオレンジのエッセンシャルオイル或は干し葡萄かナッツなど)と卵を加え混ぜる。 4・ポンド型に流し入れ、(パールシュガーやオレンジピールを塗してから)40分くらいオーブンで焼く。   冷めてから型からはずして、食べます。蜂蜜が入っており、案外日持ちしますが日本は湿気が多いのでやはり蓋つきの保存容器に入れましょう。そのまま食べられますが、トースターで温めてみて下さい。バターとオレンジマーマレードでも塗ってみるとお紅茶とよく合うおやつになりますが、フランス人のようにフォワグラに添えたりすることもできますし、アぺリティフにもお勧めです!    

Ambassadeur Côte d’Azur

こんばんは、マリエレーヌ・ポワンソです。 去年からコートダジュール大使になっていた私ですが、コートダジュール大使として当サイトを使えるのかまでは知らさていませんでした。 正直言って、コートダジュール代表的人物として認めて頂き、最初の内は小躍りしましたが!実際に何ができるのか、本格的にコートダジュールのために頑張れるのかもわからず、つい最近まで物足りなく思っていましたが、、、。 嬉しいことに正式にコートダジュールのロゴを貼る許可も頂き、ル・ポン・ド・ソワが日本とコートダジュールの架け橋になれるように頑張るつもりでいます。 新しいカテゴリーを加え始めましたが、色々準備中ですので、乞うご期待!! あと少しでコートダジュールフランスの公式HPに私のインタビュー記事がアップされます。フランス語でですが、アップし次第リンクを貼らせて頂きます。ご興味がある方はどうぞクリックしてみて下さいませね!     Quelquefois , l'attente donne un éclat particulier aux bonnes nouvelles ! Les diverses péripéties techniques subies par le site et certains de mes moyens de communication...

簡単テリーヌ

  「テリーヌ」とは、「テリーヌ」と呼ばれる陶器などの蓋つき容器に入れるパテ類を示す言葉なので、その容器さえ使えれば、どの季節でも作れますが、多少保存もでき、トリューフやお酒を思いっきり使えるオーブン料理なだけに、必然的に秋と冬、クリスマスの定番料理の一つになりました。 本日は約束通り栗入りのファルスを使った簡単レシピを伝授させて頂きます。   材料 (10㎝のテリーヌx2または15㎝のテリーヌ)   ファルス・・・・・・・・・250ℊ  http://lepontdesoie.media/クリスマス料理に使える栗入りのファルス 鶏のささみ・・・・・・・・300ℊ コニャックまたはマデラ酒 少々 塩・白胡椒 豚脂がなければキャノラ油を少々 オプション 鴨のマグレ、豚ヒレなど   焼けば、ゼラチンよりはるかににおいしくて香ばしい天然ゼリーができますので、わざわざゼラチンを使う必要がありません   *テリーヌがなければ、ポンドケーキ型も使えます     作り方     下準備 キッチン鋏でささみをリボン挟みで状にする。    オプション 鴨のマグレ・お気に入りのお肉も加えたければ、ささみと同じように鋏で切る。 ボウルにお肉を入れ、コニャックかマデラ酒・塩胡椒も加え、(1時間~一晩中)マリネする テリーヌの準備をする  豚脂またはラードをテリーヌに敷くか、テリーヌにキャノラ油を塗る   1・テリーヌの底に先ずファルスの一層目を敷き 2・①に肉のリボンを乗せる。 鳥のささ身しかなければ、模様を描くように鶏肉とファルスを鶏肉・ファルス・鶏肉・ファルスの順で乗せ、次の層は逆にファルス・鶏肉・ファルス・鶏肉の順で乗せてみましょう。   3・オーブンを予熱する(180℃) 4・蓋をかけて(蓋に穴が開いていなければアルミホイルかオーブンペーパーに穴を開けてそのまま敷いても可)オーブンで1時間くらい焼く。15~20センチのポンドケーキ型をご使用の際、1時間半くらい焼きますのでご注意ください。 5・焼き終わってから、十分冷めてから冷蔵庫に入れて一週間~10日間休ませる。    ●すぐに食べられますが、簡単にスライスできませんので、ご注意下さい。 6・テリーヌを型からはずして、スライスして食べるのが普通です。     テリーヌは前菜にお勧めの一品ですが、サラダを添えて食べるとメインにもできます。白ワインとも赤ワインとも相性がいいのはテリーヌのもう一つの魅了くかと思います。                  

欧州「パリ-モスクワ」「東からの獣」に襲われ、凍える

2月末、3月頭。 日本は「春告げ草」こと、梅の花を愛でられる時期に入ったのに、ヨーロッパは、シベリアの寒気が流れ込んで、北部から南部までの広い範囲でここ十数年一番厳しい寒波に襲われていて、各地で少なくとも合わせて既に30人近くが死亡したほか、地域によりますが、交通機関にまで影響が大きいです。 英国では「東からの獣」、フランスでは「パリ-モスクワ」とあだ名された大寒波の一番の被害者は必然的にホームレスやお年寄り、大雪が原因の交通事故に巻き込まれた人になりました。 学校が閉鎖したり列車の運休が相次いだりしているのはもちろんですが、北ヨーロッパほど深刻な状況ではないからこそ、普段は雪に慣れていないイタリアや南仏では今回の異常気象に驚きつつも、ある程度満喫できているようでニースの海辺で写真を撮ったり、バチカンなどで雪合戦をする地元の人間の姿が見られました。 寒波は地域によっては来週まで続く見通しで、各国で政府や気象庁が警戒を呼びかけています。     写真 ©2018 Patrick Lopez 写真家として名をあげつつあるパトリック氏は実はカンヌのレストラン・La Mirabelleのシェフでもある。    

新元号、新時代の始まり

本日、新しい時代が始まりました。 先月、2019年4月1日(月)のお昼頃に菅官房長官が記者会見を行い、新元号が「令和」で決まったことを報告しました。 「れいわ」と読み、令和の英字表記はRで始まる「Reiwa」となります。今後、在外公館や在京の大使館を通じて新しい元号に込められた意味などを伝えていくことになります。 新元号「令和」の出典は万葉集です。中国ではなく日本の歌集から採用されたのは確認される限り、初めてです。 「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。」(梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。) 政府が示したほか5つの原案は「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」と報道されていおり、フランスで生まれ育ったフランス人の私ですが、「英弘」がかなり気に入っていました!が、フランスと日本両国両文化を経営している者として「令和」に込められた「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味に感動せずにいられません。 フランスでは「王がお亡くなりになりました。新王、万歳!」という言い回しがありますが、「令和」は葬儀で始まらない、つまり慟哭に染められずに始まる時代なだけに、縁起がいいかと。 何より、天皇陛下と雅子様にいい意味で驚かされることになると思わずにいられないのは私だけではない筈です。 Nous voilà entrés dans l'ère de Reiwa , un choix d'appellation stratégique et historique car extrait du Manyôshû (recueil de poésie) , texte japonais...
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始めに、、、

  日本とフランス。 あまりに離れており、歴史も習慣も何もかも違うはずなのに、共通点が割とあります。 日本を愛するフランス人として嬉しい事実ですが、共通点が多いからこそ、すれ違うことも空回りすることも多くて、いくらコミュニケーションの時代に入ったとはいえ、本当に理解し合えるまではまだまだ頑張らなければならないようです。 数十年前から一般人でも飛行機で殆どどこへでも行けるようになりましたけれど、果たしてインターネットが原因のコミュニケーション革命なしでは私たちの世界観が変わった、と言うよりも、「進化」できたのでしょうか。 当分の間ただの奇跡的に便利なコミュニケーションツールとしか思われていなかったインターネットやソーシャルメディアは、今や私たちの暮らしに欠かせないメディアになりました。気を付けても「地球の果て」までもがそう遠くなく感じられるような錯覚を起こさずにいられないことも割とありますし、インターネットにさえアクセスできれば、世界で何があろうと数分でそれを把握できるのに慣れたことに眩暈を覚えないでもありません。 フランスに憧れ、フランスに生涯を捧げた日本人が未だに圧倒的に多いですが、ここ数年、日本に関するフランス人向けの本やサイトが増えてきて、日本を観光するフランス人の数も年毎に増えてきており、フランスで日本語を勉強するのもそう珍しくなくなりました。もちろん喜ばしいことではありますが、実際にフランスと日本との距離が縮んだのか、微妙です。 不思議なことに、SNSで赤の他人のプライベートをのぞき見してはことあるごとにいいね!する癖が身に付いたのに、未知に対する恐怖を乗り越えようとせず、自分のコンフォートゾーンから出ないのが当たり前だと思うようになった今の社会の矛盾に驚かずにいられません。私たちを待っている最大のチャレンジは他人に手を伸ばすことなのでは、と考えるべきか、気になります。 私は人が「文化」の力でより理解し合い、新しい絆を築けると深く信じています。そういうつもりでフランスと日本の架け橋のメデイアを作ろうと思ったら、Le pont de soie  が生まれました。 色々な意味で人の心も、文化も、絹糸のように儚いようで強靭、強靭のようで儚かったりします。 一緒にお互いが分かり合える pont de soie(訳:絹の橋)を織っていきましょう。     Dans un monde qui dispose des meilleurs outils de communication, qui vit au rythme d'une information permanente,...

ハロウィーンの前夜

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久しぶりの更新

もう4月半ばです。 すっかり春らしくなってきたかと思えば、先週は新しい寒波が来ました!ただし今週から比較的に暖かくなるそうです。 サーバーの問題が解決しました。残念なことに、個人的に忙しい時期だったりします。とはいえ、更新のペースが遅くても少しずつフランスの話をさせて頂きたいと思います。恥ずかしいことに随分と待たせたゲスト様やお世話になった方々には頭が上がれません、、、。 更新できずにいた間は記事のテーマをずっと考えていました。面白い話、本当にあった信じ難い話、歴史、美術、結局普段は外国の方が耳にしない、退屈にならない話を目指しています。笑ってやって下さい。 文化はすべてであるか、何もかも文化の内に入るか、迷うことがあります。当サイトではまず、フランスという国をフランスにしている要素や特徴を伝えていけば、と思います。近いうちに、フランス語でフランス人の知らない日本を紹介できるように頑張っています。 嬉しいお知らせもあります。 今夏はまた服部学園で特別講座(パテイスリー)をすることになりました。テーマがテーマですし、悲しいことにフランス菓子は自分で作れないと思い込む方々がまだ多すぎますので、当サイトでもお菓子に関する記事をアップする予定です。 お菓子とは関係がありませんけれど、知り合いから誘われて、ミニチュアに関する企画に挑戦しました。企画はあくまでも企画で、個展になるまで道が長いですが!ミニチュアの王国と言えばイギリスでも、フランスと日本でミニチュアの世界を広げようとする者もおり、記事シリーズのテーマにする口実でした! 何卒今後ともよろしくお願い致します。            

和サブローツアー!

和和サブローファンの皆様!とても嬉しいお知らせがあります。 春のライブ#1に続き、21日から、和サブローさん達がツアーに出ます!!!!   ☆4/21 sun 東京 赤坂B♭ http://bflat.biz 和サブロー(Vo) 中島徹(P) Tommy (Tb) 坂井美保(B) 18:00 開場/19:00 開演 6000円 ☆4/22 mon 東京 柴崎 さくらんぼ http://sakuranbojazz.com Tommy (Tb) 増原厳(B) 19:30 Start 3000円 ☆4/23 tue 東京 池袋 Absolute Blue http://absol.blue 「ふらっと深夜」 Tommy (Tb)ソロ 22:00 Open/22:30 Start/24:00 Close 500円 別途1ドリンクオーダー ☆4/24...

母の日!  母の日にあげる花

5月最後の日曜日、それはフランスでの母の日です。 クリスマスやバレンタインデーと同じで母親に「感謝し、お祝いする」日より「プレゼントを買う」日になったのは残念ですが、嬉しいことに花をあげる習慣が完全に消えませんでした。とはいえ、母親にカーネーションをあげる日本のしきたりとはまた少し違って、男性が妻に、または(男女問わず)「母親」である親しい女性に花束を差しあげる機会だったりします。 カーネーションは地域によって縁起が悪いと言われており、5月の花・バラ、特に丸くて、上品な香りが特徴の古い種類が女性にも男性にも人気がありますが、ある程度個性に欠ける、「普通」なチョイスです。 お花も流行があり、ここ数年紫陽花、そして牡丹を花屋でよく見かけるようになりました。西フランスでは紫陽花が美しく、庭で育てる花と認識されていますが、花束で使うと上品でシックなパリ風のアレンジメントの雰囲気がします。 最近最も人気があるのは牡丹です。母の日にお勧めするフラワースタイリストが多く、女性誌の記事のスターフラワーになりつつあります。 アジア圏ではそんなに珍しくない花なので、日本の方がフランス人が拘る理由が今一わからないのかもしれませんが、ごく近年まで花屋の花束用の牡丹は基本的に輸入花でした。東南フランスにあるヴァ―ル県は牡丹を育てるには理想的な環境だったおかげでたった数年で花農家が市場のトップを狙えるようになり、フランス人が牡丹を簡単に購入できるようになりました。 簡単に手に入れれば、普通の花になり下がるのか、多少気になります。あれだけ美しい花ですが、あれだけ流行れば、飽きる可能性が大きいのではないでしょうか?5、10年後に牡丹がバラのように特別な花であり続けると踏んでいますが、バラと全く同じように種類によって、花束を差しあげても喜んでもらえるとは限らないのかもしれません。  

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